母の宣言! 還暦を目前に、自分自身と対話して気付いた事
○○家のお嫁さん、○○さんの奥さん、○○ちゃんのママ…女性はいくつもの顔がある。
子育ては大変さもあるが、我が子の成長に一喜一憂しながらも、私自身も、母親として沢山成長させてもらった。
嫁、主婦、母親と、役割も沢山。
まずは結婚したら、嫁と主婦という肩書きがセットでついてくる。今までろくに家事もしてこなかった自分なので、戸惑うことばかり。
仕事を終えて家に帰ると、食事を待ち侘びる夫がいる。いい嫁になりたい自分が、背伸びをして精一杯頑張っていた。
やがて子どもを授かり母となる。
命がけで産んだ我が子は誰がなんと言おうと、この世で一番愛おしい。
何より、子どもの可愛さに癒されたり、励まされたりしながら、この、子どもへの感情が無償の愛だと気づいたと同時に、両親への感謝の気持ちがふつふつと湧きあがってきた。
子どもの成長はあっという間。
その時その時を楽しもうと思ってきたが、写真やビデオにその姿は残せても、当時のなんとも言えない感情は残せないのが哀しい。
やがて、保育園から大学まで、ワープした様な速さで通り過ぎて、のんびりものの私は目が回りそう。
そんな中、人一倍気をつけて言葉遣いや人との関わり方を教えてきたたつもりでいたが、最近、なんだこりゃと?と、思う事があった。
パソコンに触った事のない私と小学生からパソコンの授業のある子ども達とは、同じ人間かと思うほどの差を感じた出来事があった。
本来なんでもやってみないと気が済まない私。ノートパソコンを買ってきて、さあ今日からカチャカチャやるぞ!と、意気込んだものの立ち上げ方がわからない。恐る恐るそばにいた子どもに聞くと、「はあ!?」と、呆れ果てた声。
わからないから聞いているのに、なんて意地悪な!と、逆切れの私。
あんまり悲しくて泣けてくる。悔しくて、更に泣けてくる。
そんなこんなで、悪戦苦闘しながら、1月から始める予定のブログを3か月もかけて書いているという現実。
「で!?」子どももすっかり、立派な生意気に成長したので、これからは私は私の好きな様に生きて行く事を宣言します!
脱嫁! 脱主婦! 脱母親! 1人の人間として、子ども達と対等に関わる事にしました。 これから何年元気で動けるかわからないけれど、残りの人生は自分のやりたい事をやって、行きたい所に行って、楽しく生きていく!
「あー! 私の人生お腹いっぱい!!素敵な人生だったなあ!」 そう、思える様にしたい。
「最近のママ 我儘じゃない?」なんて言われながら、「我儘ではなく自立!!」と、声を大にして言いたい。
人生100年時代も、もうすぐそこ。
どうせ無理! 自分なんて… 夫に聞いてから
なんて、出来ない理由を考えるのはやめて、 自分が本当にやりたい事、やりたかった夢に向かって歩いてみよう。だって自分は自分!他に変わりはいないのだから。
人生は一度きり。
目を閉じて 自分の心に問いかけてみて。